数学Ⅲの微分法で関数の増減をもとにしてそのグラフをかくことを扱う。その中で漸近線を求めることがある。分数関数の場合は,分母=0を解くことでy 軸に平行な漸近線x=a が求められる。また,単にその方程式を求めるだけでなく,右側極限と左側極限を求めておく必要がある。つまり,x→ a + 0 のとき極限が∞であるのか-∞であるのか,同様にx→ a-0 のとき極限が∞であるのか-∞であるのかを調べておく必要がある。本稿では,f1(x)=1/(x2-a), f2(x)=x/(x2-a), f3(x)=x2/(x2-a), f4(x)=x3/(x2-a)の各々について,x→1+0,x→1-0,x→-1+0,x→-1-0が,∞であるのか-∞であるのかについて,生徒にとってわかりやすい説明を考察した。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて,4ページ
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