ニュートン,オイラー,ラグランジュの時代(17~18世紀)は,関数といえば具体的に式で表される関数や解析関数を指しており,特に,運動方程式(微分方程式)を解くときに,解析関数を使っていました。解析関数に限定して,「偶関数,奇関数」の考察を進めていくと,
・偶数ベキからなる(解析)関数ということから偶関数
・奇数ベキからなる(解析)関数ということから奇関数
と名付けられたのではないかと,7年位前に東京大学大学院数理科学研究科の
牛腸徹先生からご教示いただきました。
大変おもしろく,興味深い話でしたので,特に,高等学校・高等専門学校の先生方の教材研究に役立つと思い,ここに紹介させていただきます。
新潟県立新津南高等学校 本望英明
A4判たて,15ページ
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