校内外で生じているさまざまな事故や事件,そして教育課題などを首都圏の校長先生を中心にときには副校長,教頭,主幹の先生方に持ち寄っていただき,それを資料とし,それに対し学校はどのように対処していけばよいのかについて,法律的な思考を取り入れた課題解決法を研究した。本書では,提供された資料をもとに,課題を「質問」という形で表し,「解説」で法律的にはこのようなことが考えられると示す方式をとった。また適宜,「law column」という法律に関するコラムを入れてある。側注には,本文の語句をより詳細に説明する内容(一口メモ,参考条文)を示した。判例もよく知られたものを掲載した。(東研研究報告 No.251)
東京教育研究所