連続性,微分可能性やはさみうちの原理などは極限に関わる基本的かつ重要な数学的概念や原理である。微分に関わる性質や公式を覚え,それを機械的に処理することはできてもいざ関数f(x)がx=aで連続であること,微分可能であることを問うとその定義さえ正確に述べることができなかったり,与えられた関数の具体的な値での連続性や微分可能性について答えられなかったりすることがある。
定期考査で上記に関する問題を出題したところ想定外に正答率が悪かった。もう一度基本事項の確認をさせる必要があると思い,特にサイン(sine)に関する極限の指導法について考察してみた。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて、4ページ
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