かけ算九九の指導で重視すべきことは,子どもたちがかけ算の意味を理解した上で,自分たちの手で九九をつくっていくことである。本単元のねらいもそこにある。子どもたちは,今より更に知りたい,考えたい,やってみたいという学びに対して前向きな気持ちを抱いている。この気持ちが駆り立てられることで,子どもたちは,発見や発想を見出そうとする。九九を覚えることは大切であるが,九九の指導がその唱え方や覚え方に終始しないようにしたい。本実践では,発展性のある活動設定・表現する機会の充実の2つの点から,子どもの思考力・表現力の育成をめざす学習を構想した。
佐賀県佐賀市立勧興小学校 森永理一郎
A4判たて,3ページ
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