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『こころ』「明治の精神」における「頭脳」と「心臓」の連結点  ―「不可思議な私」に刻まれた「個我」超克、「私」の行方―

  • 国語
  • 実践事例
公開日:2013年11月01日
『こころ』「明治の精神」における「頭脳」と「心臓」の連結点  ―「不可思議な私」に刻まれた「個我」超克、「私」の行方―

夏目漱石の研究論文が巷に溢れる中で、私たち国語教師(高校)が授業実践する場合、参考にすべき研究論文は多々あるが、一方、「深読み」過ぎて、多様な読み取りの許容範囲を逸脱し、違和感さえ抱く論考も、また、多いことを痛感する。ここでは、現場の国語教師のために、今まで遺産として蓄積された「教材論」史をできる限り掘り起こし、これから『こころ』を実践する際の、基本的な指針となるべき豊富な実践記録(『国語研究誌』等)を体系的に整理しながらも、主題に準拠しつつ、追体験を主体とした「新『こころ』試論」をまとめてみたい。これから論究する試論は、次の三点の問題意識から発し、実践記録の新たな「統合・解析」を試みた叙述である。

北海道長沼高等学校 荒木美智雄

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A4判たて、12ページ

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