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構造的に授業を組み立てる  『伊勢物語』を使って(3)  -入門期の比較的長い文章「東下り」の何を強調して読み進めるか-

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公開日:2013年09月03日
構造的に授業を組み立てる  『伊勢物語』を使って(3)  -入門期の比較的長い文章「東下り」の何を強調して読み進めるか-

文学作品は,ひとつの意図(主題・モチーフ)のもとに組み立てられて文章化されるのであるから,まず,その意図をつきとめなければならない。この「東下り」の場合だと「京からの距離が遠くなるにつれて,故郷に残してきた妻への慕情が濃やかになってくる,つまり郷愁を描くこと」をめざしている,ということだろう。

高槻高等学校教諭 能智憲二

資料ファイル

A4判たて,2枚

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