事象Bが起こったときに事象Aの起こる確率を,Bが起こったときのAの起こる条件つき確率というが,事象Aと事象Bにおいて時間的な違いがあるとき,たとえば事象Aが先に起こり,事象Bが後に起こるという場合に,「Bが起こったときのAの起こる条件つき確率」という表現をすると違和感がある。先に起こることが現在形で後に起こることが過去形で表現されると生徒はそのことに拘り,混乱してしまうことがある。
本稿では,時間的に違いのある2つの事象についての条件つき確率の問題における表現について考察してみたい。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて、4ページ
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