放物線は2次関数で,円は図形と方程式で扱い,楕円,双曲線については2次曲線で扱う。2次関数のグラフとして放物線を扱うときには,先に「関数ありき」である。東書数学Cp.65では0<e<1のとき楕円,e=1のとき放物線,e>1のとき双曲線であることが知られているという扱いである。「……であることが知られている」というのは,高校数学のレベルを超えている,あるいは現時点では発展的であるといった意味合いで使われることが多いようである。しかし,この分類は十分手の届く範囲あると思う。この場合の「……であることが知られている」というのは,計算が少し面倒で,記述するスペースを割愛するといった意味合いであると思う。
そこで,離心率から2次曲線が統一的に扱えるということを生徒にわからせるための考察を行ってみた。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて、5ページ
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