東書Eネット

東書Eネット

学習材分析3年 故郷-作品と対峙する「詳細な読解」活動の必要性-

  • 国語
  • 指導資料
公開日:2005年11月09日
学習材分析3年 故郷-作品と対峙する「詳細な読解」活動の必要性-

指導直前情報「かけはし」2005年11・12月号より。「故郷」は,1975年以来,全国の中学3年生の共通学習材となった。そこには,「故郷」が秘めている価値(自己省察への導き,人間存在や人生の探究への導き,現代社会のあり方の追究への導きなど)への高い評価がある。その証拠に,読みの深化を目指し,作品世界と生徒とを対峙させるための多様な指導が工夫されてきている。たとえば,ディベート・討論会といった話し合い活動の活用や魯迅の他作品・同時代の他作家の作品・類似したテーマ性の作品などを活用した比較読みの展開などがある。また,最近では,インターネットを活用して収集した多くの読者の感想をベースに,異世代間の読みを比較して読みの深化を企図した実践も試みられている。いずれの工夫にも,学ぶべきものは多い。

鹿児島国際大学教授 千々岩弘一

資料ファイル

  • html

    html

    htm/4.6KB

非会員の方は公開から一年を超えた資料は閲覧出来ません。会員登録をすると、全期間の資料を閲覧できます。

戻る

関連する単元のリンク

おすすめの資料