数列は、漸化式・帰納法で時間を使い切ってしまうので、発展やチャレンジなど別項目で付録されている群数列は、生徒に自主的に学習するよう促している。しかし、近年の受験傾向を見ると、整数問題、数列が重視されるようだ。これには、解析などパターン化されている問題では、学生の数学的な能力差が出にくいとの意図が有るのではと感じている。しかし、群数列をしっかり教えようとすると、最低2〜3時間はとられるのは必定だ。それでなくても2年生の数学は時間が窮屈なので授業での指導は難しい。そこで、誰でもできる自主教材を作ろうと考えてみた。もし、共感される方がいらしたら是非使って頂いてコメントを寄せて頂けたらありがたい。
埼玉県立豊岡高等学校 五十嵐英男