地震や津波,火山災害のほかに激しい大気現象によって引き起こされる災害が多い日本においては,以前から防災教育の必要性が論じられ,様々な実践が行われてきた。自然と共存しながら災害と向き合う防災教育は世界でも先進的な取り組みとして注目されたものもある。一方で,2011年の東日本大震災は,学校管理下での自然災害としては規模が大きかったため,多くの課題が浮き彫りになった。ここで重要になるのは,想定した被害を超える災害の可能性がある日本において,自らの命を守るために正しい知識に基づき,主体的に行動する態度を育成する防災教育を行うことであると考える。
茨城県立水戸第一高等学校 川久保典昭
A4判たて,4ページ
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