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積が零行列,和が単位行列である零でない2つの行列について~A≠0,B≠0,AB=0,A+B=Eである行列~

  • 数学
  • 実践事例
公開日:2012年08月24日
積が零行列,和が単位行列である零でない2つの行列について~A≠0,B≠0,AB=0,A+B=Eである行列~

「行列」は新教育課程から削除された。A≠0,B≠0であってもAB=0となることがあることや必ずしも,AB=BAとはならないことは,実数においてはa≠0,b≠0であればab≠0であることやab=baであることから,非零の積は非零であることや交換法則は成り立つのが当然のことと思っている生徒に「数」,「零」,「積」さらには「逆行列」を通じての「逆数」や「演算」を改めて考えさせるよい機会であったので残念に思う。本稿では,A≠0,B≠0,AB=BA=0である2次の正方行列A,Bについて,①A,Bはともに逆行列をもたない ②となる数,A²=αA,B²=βBが存在する ③α=β=1のとき,A+B=Eであるということについて考察する。

※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内

山口県立岩国高等学校教諭 西元教善

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A4判たて、4ページ

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