xy平面で,点(x,y)と直線ax+by+c=0との距離 d が数式(「点と直線の距離の公式」)で与えられることは,数学Ⅱの「図形と方程式」で扱います。比例式を扱ったあとでは,これを使った証明が一般的になっているようですが,証明方法はいろいろあります。
これを使えばあっさりと解決する問題にもかかわらず,この公式を覚えていなかったり,うろ覚えであったりで解けない生徒は少なくありません。何か面倒な公式のように思えるらしく,しっかり記憶し,必要に応じて正確に使えるという定着度が今一つです。そこで,点と直線の距離の意味とその導き方について,再度,ベクトルという別視点から考えなおす機会があってもよいのではないかと思い,考察してみました。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて、3ページ
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