三角関数の加法定理については,多くの教科書で単位円と2点間の距離の公式,余弦定理を使って導いてあるが,その証明には様々あるようである。東大の入試問題(1999年前期)に,その証明が出題されて話題となったが,受験生がどのような証明をすることを期待していたのであろうか。単に,教科書に記載されているような証明でよかったのか,それともエレガントな証明を期待したのであろうか。
さて,本稿では,三角形の面積という視点から加法定理を考察してみたい。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて、3ページ
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