5年生の「立体」単元は時間数も少なく構成要素を確認し,既存の立体をみながら与えられた寸法を利用して,立体の基本の展開図や見取り図を作図するにとどまっている。私は子どもたちの空間認知力が乏しいと考えている。中学数学以降では,念頭操作による問題解決が多くなっていく。この念頭操作は,豊富な具体物による操作活動によって身についていくものである。しかし,立体図形での時間数は,確保できずに具体物を操作したり,作ったりという活動はなかなかできないのが現状である。様々な試行錯誤を繰り返して立体を作る活動がなによりも『空間についての感覚を豊かにする。』力を,身につけると考えて今回の展開を提案したい。
神奈川県横須賀市立根岸小学校 半田聖一
A4判たて,3ページ
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