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三角形の五心と位置ベクトル⑴~数学Aの平面図形を数学Bの平面ベクトルで~

  • 数学
  • 実践事例
公開日:2012年04月06日
三角形の五心と位置ベクトル⑴~数学Aの平面図形を数学Bの平面ベクトルで~

数学Aで三角形の五心である重心,外心,垂心,内心,傍心(ただし,傍心は参考扱いなので割愛する)を扱う。それぞれ3本の中線,(3辺の)垂直二等分線,(各頂点から対辺(またはその延長)に下ろした)垂線,(3つの内角の)二等分線が1点で交わることを定理として,その証明を扱うものである。それぞれ工夫した証明であり,興味を引かれる生徒もいるが,その証明に混乱する生徒も少なくない。数学Ⅱでは,解析幾何的に,数学Bではベクトル的に再度,垂心を扱っている。
 数学Aでは数学Aとしての視点で,数学Ⅱ,Bでもそれぞれの視点で考察してあり,垂心についての定着がある。せっかくであるから,数学Bとしての視点で,ベクトルのよさを味わわせる指導ができればと思い,考察してみた。

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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善

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