ベクトルの差を考えるとき,先に逆ベクトルを定義し,「逆ベクトルの和として定義する」方法と,「あるベクトルに足すことによって,別のあるベクトルになるベクトルとして定義する」方法がある。
また,図形的に説明するとき,和は△ABCで説明し,差は△OABで説明する場合がある。ベクトルは,点の位置には無関係であるから構わないではないかという意見もあろうが,初学者の生徒にとっては混乱の原因にもなりかねない。そこで,ベクトルの導入時の指導について,私なりに感じていることを述べてみたい。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて,5ページ
Word
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