数学Ⅱでは,不等式の証明を扱う。もっぱら(実数)²≧0を出所にして証明をするが,図形的に考えて,長さ(距離)の大小で処理することや判別式の符号などから証明可能な場合もある。たとえば,(コーシー・)シュワルツの不等式の不等式などもそうである。本稿では,その別証について,いくつか考察してみたい。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて,3ページ
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