ニューアクションωの例題201で格子点の個数を数列の和として求める問題が扱ってある。ある直線とx軸,y軸とで囲まれる直角三角形の周および内部に含まれる「格子点」の個数を問う問題である。これを少し変えると,格子点を頂点とする三角形の面積が,その内部にある格子点の個数,辺上にある格子点の個数で求められるというPickの定理と関連付けられる。本稿では,例題201を題材にPickの定理に触れてみる。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて,7ページ
Word
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