自然事象から不思議に思うことを出し合わせ追究させたり,追究後に学習してきたことを生かすことで,身近に感じられたりするような展開をさせたいと考えた。身近な生活から自分で問題を見つけていけば,意欲的に追究しようとする活動につながると考えられる。さらに,自ら追究した経緯を残すことで,継続して追究する力と満足感を与えることができると考える。そのためには,結果を記録するだけではなく,絵や文字を使って自分の言葉で豊かに表現することが必要となってくる。このように,学習活動を身近な生活と関連づけて追究したり,追究過程を自分の言葉で記録し続けたりすることで,意欲的に追究する子の育成ができると考えた。
愛知県弥富市立白鳥小学校 岡村尚弥