数列のまとめとして,あるいは入試を見据えて「研究」とか「発展」といった形で節末,あるいは章末に書かれている内容は,模試や本番の大学入試で出題される可能性の高い内容である。そのような研究や発展の中に,「漸化式の利用」というのがある。教科書や教科書傍用問題集でも取り上げられることが少なくなった気配があるが,数列において重要であることは間違いない。本稿では,タイトルにもあるように,円板と球面のそれぞれをn本の直線で分割したときの部分の個数an,bn を漸化式として表し,その式をnで表すことを,生徒にもわかるようにして求めることを目的にする。
※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内
山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて,3ページ
Word
doc/402.5KB
pdf/193.8KB
非会員の方は公開から一年を超えた資料は閲覧出来ません。会員登録をすると、全期間の資料を閲覧できます。