この指導案は,2010年に青森県社会認識研究会の4人が「東書Eネット」に投稿した「学校所在地を含む地域の中核となる事象と関連づけての指導についての提案」の指導案をもとに修正を加えながら実践しまとめたものである。新学習指導要領では「身近な地域における諸事情を取り上げ,観察や調査などの活動を行い,生徒が生活している土地に対する理解と関心を深めて地域の課題を見いだし,地域社会の形成に参画しその発展に努力しようとする態度を養うとともに,市町村規模の地域活動を行う際の視点や方法,地理的なまとめ方や発表方法の基礎を身に付けさせる。」とある。6時間の活動を通して「地域社会の形成に参画しその発展に努力しようとする態度を養う」という点に焦点をあて社会に参画していこうという気持ちを少しでも育てていけたらと考える。
青森県社会認識研究会