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2円の位置関係と2円の交点を通る直線について~数学Aと数学Ⅱのコラボ~

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  • 実践事例
公開日:2011年02月18日
2円の位置関係と2円の交点を通る直線について~数学Aと数学Ⅱのコラボ~

数学Ⅱの図形と方程式では,発展や参考になってはいるが,2つの円の交点を通る円または直線の方程式を扱う。それは,2円C1:x2+y2+lx+my+n=0……①,C2:x2+y2+l′x+m′y+n=0……②が交わるとき,その交点を通る円または直線の方程式は,kを定数として,x2+y2+lx+my+n+k(x2+y2+l′x+m′y+n′)=0……③と表されるというものである。2円C1,C2が交わるとき,l≠l′またはm≠m′であるから,k=-1のときの③は,①-②として求められ,(l-l′) x+(m-m′) y+(n -n′)=0……④となる。④は2円C1,C2が交わるときの交点を通る直線の方程式であるが,直線④そのものは円C1,C2が交わらなくても存在する。では,そのとき,直線④はどのような数学的な意味をもつ直線であるかについて本稿で考察したい。

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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善

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A4判たて,4ページ

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