整式の最大公約数と最小公倍数について,現行の教科書では,以前のようにその関係まで扱うのではなく,簡単な周知に留めてあるようである。一方,参考書等では以前と同様に,それらの関係やその事実を使う問題まで扱ってある場合がある。そのような中で興味を感じ,生徒にもやらせておくとよいと思った問題について,考察してみた。
最大公約数・最小公倍数には因数分解がつきものである。そこで,このようなタイトルにして,n次式xn+xn-1+・・・+x+1に関連させて考察してみた。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善