数直線上の分点の座標の公式は,数直線上の2点間の距離の比を(内項の積)=(外項の積)に直してできる1次方程式を解くことで求めてある。これに先立ち,この公式を求める前に,ある線分を指定した比に内分,外分する点を図示させる問題があるが,これとの関係には整合性はあるのであろうか。本稿では,分点の図示のときの発想に基づいて,分点の公式を生徒にとってわかりやすい展開を考察してみたい。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて,4ページ
Word
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