東書教育シリーズ 新編新しい社会地理 移行措置対応資料 「日本の諸地域」をどのように指導するか[改訂版]より。
環境問題や環境保全を中核とした考察
台風や火山,地震,土砂崩れなどの様々な自然災害を受けやすい九州地方は,それらの災害を乗り越えながら地域を開発し,産業を発展させてきた。また,20 世紀に入って近代工業がいち早く発達するとともに,それに端を発する公害への対策にも取り組んできた地方でもある。持続可能な社会の構築のためには,地域における環境保全の取り組みが大切であることを,さんごしょうや棚田といった特色ある事象から学習することができる。
東京書籍(株) 社会科編集部