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連載コラム「かがくのおと」第14回 「研究の過程」

  • 理科
  • エッセイ
公開日:2010年02月18日
連載コラム「かがくのおと」第14回 「研究の過程」

同僚と一杯飲みながら,研究テーマをどう設定するかという話をした。トートロジーのようだが,研究するにあたって研究テーマの設定がいちばん大事である。ここが難しいし,面白い。ふたりであれこれ話をしていた内容を整理してみると次のようになる。

研究テーマには「新規性」と「価値」が必要である。研究は,講義の一貫として行う学生実験とは違う。誰も見つけていないものを見つけるから研究になる。もちろん自分が年単位の時間と数千万円単位の金を費やして行うのだから,自分が認める価値が必要である。他人に認められる価値がなければ予算も取りづらい。

筑波大学大学院数理物質科学研究科准教授 白木賢太郎

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