今回提案する指導案は,新学習指導要領社会科編の「内容の(2)の「ウ 日本の諸地域」における学校所在地を含む地域の中核となる事象と関連づけて指導」についてを踏まえて作成することとした。「身近な地域の調査」を地理的分野の最後に扱うのではなく,東北地方の学習と関連づけて扱い,学習の効果を高めようと考えた。その際,地域の中核となる事象を「生活・文化」と捉え,展開する方法とした。上述したように,当市では身近な資料として「わが郷土 八戸」があり,調査学習の導入で,自分の身近に見られる「生活・文化」を探し易いのではないかと考えている。
青森県社会認識研究会