中学校の数学の題材として,というよりも高校入試問題としてよく扱われる問題として「カレンダー問題」というのがある。つまり,カレンダーを題材に規則性を発見させ,そこに関連することを扱う問題である。このカレンダー問題を題材にして,ある数列の一般項を求める問題を考察した。偶奇性の処理,ガウス記号での適切な処理を通じて,高校生にそれらの復習,定着を図れる問題として,また,興味を与える問題として,その考察を御覧いただければ幸いである。単純,素直な数列であるが,考察に弾力のある思考力が求められるので,進んだ生徒にとっては格好の問題ではないかと思う次第である。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて,3ページ
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