公民的資質の基礎を養っていく社会科学習で大切なポイントは,見学や話を聞いて学んだことを自分の中で問い返し,「自分は何ができるか」を考え,地域に暮らす一員として,その役割を果たそうと努力していくことである。本実践では,児童が消防署や消防団の活動の様子を学習するなかで,火事を防ぐために,また被害を最小限に食い止めるために自分に何ができるかを考えさせた。そして,自分なりにできることを考えて発表し合い,それを日常生活の中で生かしていこうとする意欲を育てていくことをねらいとした。
山形県鶴岡市立温海小学校教諭 今井亨
A4判たて,3ページ
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