撮影年月日:2008年2月15日、撮影場所:千葉県銚子漁港。銚子は古来、零細漁業と農耕によって生計を営む一漁村であったが、紀州からの人々が行き来するようになってから、開発が進んだといわれる。写真の第一魚市場は昭和7年に完成した。以来千葉県下、地元漁船はもとより、北は北海道から南は沖縄に至る沖合漁船の一大根拠地として、50有余年の歴史をへて発展を遂げている。 銚子沖は寒暖流の交錯する好漁場を有するため、イワシ、サバ、サンマ、カツオ、マグロ類、ブリ、アジ、ヒラメ等の魚種も豊富である。これらの魚介類を扱う市場も拡張され、第一、第二、第三と整備拡充がはかられ、全国有数の漁業基地として発展している。
元さいたま市立西原中学校 森住雄一