東研情報 教室の窓 小学校71社会(東京教育研究所2002年9月発行)より。
昭和の時代の歴史学習では,日中戦争・第二次世界大戦(=戦前・戦中)と新しい日本の出発(=戦後)に分けて,別々に学習を展開することが多かった。しかし,第二次世界大戦・太平洋戦争と戦後の日本の改革・発展には密接な関係がある。このつながりを学習においても生かすことは,時代変化(うつりかわり)の歴史的認識を育てるにあたって有効であると考えた。また,戦中・戦後は写真資料等が豊富であり,学習活動においてこれらの資料を積極的に活用したいと考えた。
東京都小平市立小平第十三小学校教諭 小須田哲史