小学校社会-教室の窓Vol.10 東京書籍2007年4月発行より。
今日の子どもたちは社会とかかわる機会が少なくなり,社会への参画意識が希薄になっていると言われている。21世紀の社会をつくっていく子どもたちを育てるためには,「公民的資質の基礎を養う」社会科における指導がきわめて重要であると考える。小学校社会科のねらいである「公民的資質の基礎」を養うためには,社会科の導入期である中学年から,発達段階に応じた指導を積み重ねることが必要である。
東京都台東区立蔵前小学校教諭 中村左都子