[福岡県]元寇防塁跡、撮影年月:2000年4月22日、撮影場所:福岡市早良区西南学院大学体育館前、撮影者:大神寿。玄界灘に面する史跡・元寇防塁は、建治2年(1276)時の鎌倉幕府執権北条時宗が、フビライ再度の襲来に備えて、文永の役(1274)直後箱崎より今津に到る海岸に築かせた石築地(防塁)である。高さ約3メートル、上面幅約2.5メートル、距離20キロに及ぶ大規模なもの。700年前の築造物が今なおその跡をとどめている点からも国史上、貴重な史跡といえる。昭和6年3月、国の重要文化財に指定された。
福岡県 大神寿