[中国]黄河第一大橋、撮影年月:2000年7月、撮影者:桜井秀三(東京都)、撮影場所:中国、蘭州。蘭州は甘粛省の省都で5区3県を管轄し、人口は約300万人だが、都市部人口は約150万人である。BC121年以来の歴史の古い町である。かつては金城と呼ばれた黄河の一番上流の大きな都市である。その蘭州市街を西から東に流れる黄河の一番上流に架かる鉄橋は1907年に造られ、鄭州、済南とともに旧中国の三大鉄橋といわれた。今ではこれより上流にも橋はあるが、かってはこの橋が一番上流にあったので第一大橋と呼ぶ。鉄橋であるが、2車線で、今ではやや狭い。別名「中山橋」ともいう。市内を流れる黄河の流れは緩やかで夏には泳いでいる人々もいた。夜には橋にライトが点灯して夜景が大変きれいだ。橋のたもとは夏には夕涼みの市民で賑わっている。向こうは白塔山。
東京都練馬区 桜井秀三