[中国]泰山 岱廟 泰刻石、撮影年月:2000年8月、撮影者:T.N(東京都)、撮影場所:中国、山東省、泰安市北部。岱廟は歴代皇帝が封禅の儀式を行った場所である。泰山刻石とは、秦の始皇帝がその二十八年(紀元前219年)に東巡して建てた頌徳碑のことである。二世が李斯に書かせて追刻した。これは李斯の書である。元々泰山山頂の玉女池の傍らに立っていた。元は220字あったが、宋代は146字になり、現在は「斯臣去疾昧死臣請矣臣」の10字のみが残っているだけで、ガラスケースで保護されている。書道で小篆書の手本とされている。
東京都 T.N