ゴムの木とゴムの採取、撮影年月:1998年1月、撮影者:栗岡誠司[兵庫県立加古川北高等学校]、撮影場所:マレーシア、クアラルンプール。左はゴムの木、日本で観葉植物としてよく見る「ゴムの木」は全く別の物であり、遠くから見ると白樺を連想させる。右はゴムの樹液を採取しているところである。マレーシアではゴムのプランテーションがいたるところで行われている。木に傷を付けて、流れ出てくる樹液を小さな器で受けている。これを雨が降る前、午前中に回収していく。英国領であった時代に、ゴム農園で働く人たちとしてインドから多くの人が連れてこられた。そして、現在ではマレーシアの人口の3割がインド系マレーシア人となっている。
兵庫県立加古川北高等学校 栗岡誠司