キナバル登山道の花、撮影年月:1997年5月、撮影者:栗岡誠司[兵庫県立加古川北高等学校]、撮影場所:マレーシア、サバ州。登山道は、整備されており迷うことのない道である。しかし、平坦な道はほとんどない。自然の木の根や岩を使った階段や坂道、登り又登りの連続である。登山道約6キロの行程で1800メートルを登っていく。平均の角度をθとすると、sinθ=0.3、相当なものである。登山道には、我々の体よりも大きなシダが茂り、キスゲの仲間、ネックレスオーキッド、キンポウゲそしてシャクナゲが咲いていた。ネックレスオーキッド、オーキッドは蘭、女性の首を飾る真珠のネックレスのように真っ白い蘭の花が咲いている。
兵庫県立加古川北高等学校 栗岡誠司