赤十字と月のマーク、撮影年月:1998年2月、撮影者:栗岡誠司[兵庫県立加古川北高等学校]、撮影場所:マレーシア、クアラルンプール。日本では病院の代名詞、救急道具や救急車でおなじみの赤十字。これは、世界共通マークではない。十字はキリスト教を連想させるので、イスラム圏の国では、赤十字は普通では使われない。赤い月のマークが共通シンボルとして使われている。左は近くに病院があるという道路標識。右上は、旅客機の中の救急道具の入った箱である。右下は、旅客機の中で見つけたマレーシアでは珍しい赤十字マークである。2000年4月現在、十字、月に続く第三の共通シンボルとしてダイヤのマークが検討されているようである。
兵庫県立加古川北高等学校 栗岡誠司