バナナリーフカレー、撮影年月:1997年5月、撮影者:栗岡誠司[兵庫県立加古川北高等学校]、撮影場所:マレーシア、ペタリンジャヤ。インド系の大衆レストランで食べられるバナナリーフカレー。バナナの葉をお皿にしてご飯が盛られ、それにカレーをかけて食べる。鶏、魚、肉の三種のカレーがあり、好みに合わせて選ベる。全て大変辛いが、魚カレーが特に辛い。日中は30度を超す気温のこの国でこれを食べると汗だくになってしまうが、いつか病みつきになってしまった。店の看板にあるように、おかずにはカニやエビ、イカ、チキンなどを頼むこともできる。地元の人たちは、右手の親指以外の指ですくい、口元に持ってきて親指で口の中に押し込むようにうまく食べる。日本人の我々には写真のようにスプーンをつけてくれる。もっとも、2年も住むと、日本人でも地元の人と同様に右手で器用に食べられる人も出てくる。飲み物は「ティータレ」、大変甘いミルクティーであるが、辛いカレーにこれが大変よく合う。
兵庫県立加古川北高等学校 栗岡誠司