[トルコ]ヒエラポリスの遺跡、撮影年月:1998年09月、撮影場所:パムッカレ。写真(1)市街地の入口近くにあった聖堂の一部。トルコ観光名所のひとつ「パムッカレの石灰棚」の北方に広がる広大な遺跡。この地方の宗教の中心として、ヘレニズム時代からローマ、ピザンチン時代まで繁栄した都市である。パムッカレの温泉もその繁栄の背景となっていた。写真(2)聖堂の正門。いずれもオリジナルである。写真(3)「ドミティアヌス帝の門」と呼ばれる市街中心部への入口にある門である。単に「北門」ともいう。この門を入ると豪華な大理石の列柱で飾られたメインストリートが約1.2キロメートルにわたって続く。この道を「列柱通り」という。写真(4)「北門」(ドミティアヌス帝の門)を入った列柱通りには各種の商店が軒を連ねていた。この門もその商店のひとつのもので、全て当時のオリジナルである。画面の左に見えているのは、この列柱通りの北門と南門の中間にあった「ピザンチンの門」と呼ばれる門の一部である。
神奈川県 野町亘