撮影年月:2000年5月、撮影場所:テヘラン市 絨毯博物館。有名なペルシャ絨毯は、イランの人々にとって日用品であると同時に、イランが世界に誇る伝統芸術でもある。丁寧に織られたものは、大変長持ちし、使うほどに味が出てくるそうです。テヘランの絨毯博物館では、古いものでは500年近く昔の絨毯を見ることができる。裏を見たとき、およそ7センチ四方の単位で糸がどの程度細かく密集しているかが絨毯の品質のひとつの目安で、絨毯を買うときは、この数字(35とか60とか)を教えてもらえる。同じようなデザインでもこの数字の大きいものは価格が非常に高くなります。
東京書籍・ソフトウエア制作部 冨田浩司