[本文より]「養老」という地名は,岐阜県西部に位置する養老山地東ろく一帯にみられます。養老郡養老町,養老山,養老山地といった地名のみならず,近鉄養老線,養老駅,養老公園,養老サービスエリアなど,施設の名称にも幅広く使用されています。
この地名の由来は,養老山(859.3m)の北東に位置する「養老の滝」にあります。この滝は,標高約280m,高さ約30mの滝で,日本三大名瀑の一つにあげられるものです。この滝を含めた周辺地域は,その景色の美しさから,昭和45年12月に,揖斐・関ヶ原・養老国定公園に指定されました。