地名のいわれ-千葉県-
(8)「木更津」「君津」
千葉県F.S
東京書籍2005年12月作成
[本文より]木更津の地名について,ここでは主に五つの説を紹介します。
一つめは,「きさらぎのつ」という呼び名が元になったという説です。
『万葉集』巻二十に,上総の防人の歌があります。きさらぎのころは,防人の任務交替期で,房総の人々にとっては,任務を終えた防人を待ちわび,また,出発する防人との三年間の別れの始まりである特別な月です。
「津」は「つ」と読み,渡し場,船つき場,港という意味があります。
千葉県 F.S