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[佐賀県立名護屋城博物館]肥前名護屋城図屏風

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公開日:2001年04月10日
[佐賀県立名護屋城博物館]肥前名護屋城図屏風

「肥前名護屋城図屏風」は狩野派の絵師狩野光信の作で、下絵あるいは写しといわれている。六曲一隻の屏風で、第三・四扇上部にある名護屋城には、五層の天守閣を中心に多くの御殿・数寄屋・櫓・門などが描かれており、当時では大坂城に次ぐ巨大な規模をもつ名護屋城の様子を詳細に描いている。その周囲の丘陵には、各大名の陣屋がひしめきあい、城下町では全国から集まった物資や人々で大変な賑わいをみせている。講和交渉のために訪れた明国の使節一行も描かれていることから、1593年(文禄2)年夏ごろの描写と考えられているが、一村落にすぎなかった名護屋が文禄・慶長の役によって繁栄を極めた様子を詳細に描くなど、名護屋城および軍事都市名護屋を知るうえで極めて貴重な資料である。ご注意:このPDFファイルのデータはセキュリティーがかかっていて、編集・加工・印刷は禁止になっています。閲覧専用です。資料説明は、佐賀県立名護屋城博物館総合案内による。写真は佐賀県立名護屋城博物館提供。

佐賀県立名護屋城博物館

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A4判たて、1ページ

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