月の海 しめりの海、撮影年月:1989年1月20~21日、撮影者:北多摩高校 大桐、撮影場所:東京都日野市。月面の黒い部分を「海」と名付けたのはドイツの天文学者ヘベリウスです。月の海は大きな隕石によってつくられた円形の凹地に月内部からしみだしてきた溶岩流が溜まり、冷えて固まったのと考えられています。海を作っている溶岩の主成分は、鉄およびマグネシウムに富む粘性の低い玄武岩です。そのため、光の反射率が低く黒く見えます。湿りの海の面積は11、300k㎡で直径はおよそ380kmあります。
東京都立北多摩高等学校 大桐