ストロマトライト、撮影年月:1993年8月、撮影者:北多摩高校 大桐、撮影場所:西オーストラリア ハメリンプール シャーク湾。ストロマトライトは光合成を行える原始的な藻類の堆積層の総称で、先カンブリア時代から存在しています。大繁栄したのは4億7000万~16億5000万年前で、活発な光合成を行うことで大気中に酸素を放出しました。このとき作られた酸素の一部が紫外線の働きでオゾン層を形成し、地上に強い紫外線が入り込むことを防ぐようになり、古生代の中頃に動植物が陸上に進出し、生物界に大きな転機をもたらしました。
東京都立北多摩高等学校 大桐