本稿では,『すぐ使える楽しい生物実験』(北海道高等学校理科研究会研究部生物編)から,ニセアカシアを用いた「花の構造の観察」を紹介する。さらに材料をムラサキツユクサに変えた実践例も紹介する。本実験は,ふだん目にしている花を解剖してよく観察すると,全く知らない世界があるという感動がある。そして生殖と遺伝の両単元にかかわり,紛らわしい用語がたくさん出てくるので,実物を見ることでしっかり理解させたい。しかも実験自体はたいへん簡単である。以上のことから,本校では毎年実施している。
北海道札幌南高等学校 吉川浩之
A4判たて,8ページ
一太郎
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