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ラマルク(生物学者)

  • 生物
  • 指導資料
公開日:2002年10月30日
ラマルク(生物学者)

ジャン バティスト ピエール アントワーヌ ド モネ,ジュヴァリエ ド ラマルク(Jean Baptiste Pierre Antoine de Monet,Chevalier de Lamarck )

フランス,1744-1829

科学者人物誌―生物

東京書籍2002年10月作成

パリのセーヌ河畔,オーストリッツ駅に近いラマルク広場に,生物学者ラマルクの銅像がある。ジャン・バティスト・ピエール・アントワーヌ・ド・モネ,ド・ラマルクという長い名前をもつラマルクは,ダーウィン以前に生物の進化説を提唱した著名な学者であったが,その一生は不運の連続であった。ラマルクは1744年,パリの北方120㎞のアルベールに近い寒村バザンタンに生まれた。父の命令によってイエズス教会の学校に入ったが,のちに中途退学して軍人となり,戦場に赴いて病に倒れ,退職してパリで保養し,健康を取り戻して銀行員となったが,性格に合わないので辞職し,屋根裏部屋で貧しい生活をしながら,好きな自然研究を始めた。

東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

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